オンボーディングとは?

オンボーディングとは、新卒採用またはキャリア採用の新規採用者が入社し、活躍し始めるまでのプロセスをコントロールする事です。重要な点は、新規採用者が企業文化を理解し、同僚と良い関係を築く大切な時期であること、また彼らが即活躍できるように適切に仕事を振り分けることです。

職場全体で、新規社員の受け入れ体勢を整え、迎え入れる事がオンボーディングでは大切とされています。オンボーディンググループのクリスチャン・ハーペルンド氏、モーメント社(Moment)のモーテン・ホイベリCEO共著の書籍、「Onboarding-Getting New Hires off to a Flying Start」には、「新規採用社員の25％が一年以内に離職しており、彼らにとって新しい会社での良いスタートこそが早期離職を防ぐ」と記されています。書籍の詳細はこちらをご覧ください。

プリボーディング(新規採用者を迎える前に)

オンボーディングプロセスを確実に成功させるためには、入社前の下準備をしっかりと整える事が重要で、これを「プレボーディング」と言います。 HR-ONの人事システムHR-ONスタッフを使用する事で、プレボーディングをオンラインで簡単確実に行なう事ができ、また担当者は、スマートフォンやタブレット、パソコンを使ってプレボーディングを進める事ができます。

例えば、HR-ONスタッフで利用できるアプリケーションビルダーを使ってアプリを設定し、プレボーディングアプリには、初日の待ち合わせ時間、担当者の写真や連絡先など様々な情報を入れる事ができます。

アプリの作成には特別なITスキルは必要ありません。一度設定すれば以後、繰り返し使用することができ、時間の節約にも繋がります。

仕事の分担と管理・共有化

オンボーディングを成功に導くポイントは、新規採用者に「自分は会社に貢献している」と感じてもらうことです。これは書籍「Onboarding – flying from the start 」の中でも取り上げられています。（Youtubeの動画をご覧ください）

オンボーディングの初期段階で新規採用者に役割を与える事で、彼らは「会社に貢献している」と感じることができるでしょう。HR-ONの従業員管理システムHR-ON スタッフを使用すれば、オンボーディングプロセス全体を簡単に処理することができます。また、目に見える形で従業員の業務進捗状況を把握する事もできます。

オンボーディング・チェックリストはこちらからダウンロードできます。

案内役スタッフのアサイン

HR-ONスタッフを使用すれば、新規採用者に対してパソコンの設定、鍵やアクセスカードの譲渡、飲料コーナーの場所等、社内施設の案内や紹介をする担当者を決め、登録する事ができます。

一度HR-ON スタッフでオンボーディングを設定しておけば、次の新規採用者の入社時にも簡単に繰り返し使用する事ができます。

オンボーディング/プレボーディング、日本ではまだ新しい用語ですが、ご理解いただけたでしょうか。